特集 NO３

パウラ・リマ (Paula Lima)
僅か１０年足らずでブラジリアン トップ アーティストにのし上がった パウラ・リマ。音楽の中心は今で言うＲ＆Ｂですが、古典から現代のアーティストのカバーを取り上げては持ち前のソウルフルでファンキーなボーカルでスイングします。彼女のDVD「SAMBACHIC」のオープニングからノリノリの Quero Ver Voce No Baile をご紹介します。
気合入れてノリノリにキメたい方はどうぞ

ジョイス（Joice)
日本でもお馴染みのMPB人気ボーカリスト、ジョイス嬢の登場。ノンビブラートなんか関係ないと言わんばかりに、お得意のフェイクを披露。ジョビンを目の前に不朽の名曲「Insensatez」です。この若さで既に大物ぶりを予感させる超レア映像。これぞ天才の歌姫で御座います。
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ルシアーナ・アウベス (Luciana Alves)
シコ・ピニェイロの初期のアルバムに参加していたサンパウロ出身のボーカリスト。テクニック、表現力 は申し分ないのですが、なかなか活躍ぶりが届いてきません。ご紹介する映像はシコ・ピニェイロのライブ映像からジョビンの大作「想いあふれて」。バックはサンパウロ最強
トリオ トリオ・コヘンチ。デビュー作に期待しましょう！

ベレーザ (Gabriela Anders）
アルゼンチン出身のボーカリスト。ベレーザが１９９８年に発表したデビューアルバム「Tribute To Antonio Carlos Jobim」からドリヴァル・カイミのヒット曲 ドラリセ。自由奔放フェークしまくりのご機嫌なテイクです。アルゼンチン出身の彼女、後で分かりましたがガブリエラ・アンダースさんでした。デビューアルバムから「ジョビンに捧ぐ」とはいい根性してますが、聴いて納得、歌は天下一品。アルゼンチンから特別出演です。

アナ･カロリーナ (Ana Carolina)
アナ･カロリナはロック、ポップスからボサノヴァまで幅広くこなすオールラウンダー。ギターも男性顔負けの腕前です。中でも好きなのは彼女のアルトボイスがとてもよく似合うボサノヴァ。斬新なアレンジを施したジョビンの名曲「Luiza」をご紹介します。勿論ギター演奏もアナ・カロリーナ。
心が疲れた方、これで癒してあげて下さい
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セリア・ヴァズ (Celia Vaz)
セリア・ヴァズはシングトーンでバリバリ アドリブを弾いてしまう程のギタリスト＆ボーカリスト。パット・メセニーとはバークリー音楽院時代の親友。どのジャンルでもそうですが楽器奏者のヴォーカルは力が抜けてて本当に心地良いですね。ジョビン作 Retrato Em Branco E Preto （白と黒のポートレート）をシコ・ブアルキのデュエットでお贈りします。

小野リサ
お待たせしました。オリンピックではありませんが我が国 日本を代表して ブラジル音楽の先駆け、小野リサさんの登場です。”世界のナベサダ”こと、渡辺貞夫さんとのデュエットでジョビンの名曲「Insensatez」をご紹介します。この映像を拝見する度に思うのですが、彼女の魅力的なボーカルは勿論の事ギターの腕前も相当なものです。簡単そうでこれなかなか弾けるものではありません。それではごゆっくりお楽しみください。

オルヂナリウス (ORDINARIUS)
ブラジル音楽ファンならコーラスグループと言えば'ＭＰＢ４'、'クアルテート・エン・シー'をすぐに思い浮かべるでしょう。今回ご紹介するグループはリオを中心に活躍する 'オルヂナリウス'。フロントの女性陣 ルイーザ・サレス フェルナンダ・ガブリエラ　マリア・マルチンスに３人の男性が加わったアカペラ中心のコーラス・グループで、歌唱力、アレンジ、リズム ３拍子揃った超ユニークな実力派。
歌うはジョビン作　お馴染みの曲 'Agua de Bebe'(おいしい水) ！

マリア・ルイーザ (Maria Luiza)
ボサノバの先駆者 ホベルト・メネスカルが今年発表したアルバム「JAZZ IN BOSSA」からマリア・ルイーザ嬢をご紹介します。早速購入しました!! 選曲、アレンジ共に最高にオシャレナな出来栄えで思わずグラスを傾けたくなります。タイトル通り全曲ジャージーなアレンジで初めてボサノヴァを聴きたい方にも超おすすめの一品。マリア・ルイーザの澄み切った艶やかなノン・ビブラート、ポルトゲース訛りの英語に乗ってお贈りするのはJazzのスタンダードでお馴染み"Speak Low"!!

ヴァニア・バストス (Vania Bastos)
彼女ほど日本で過小評価されているヴォーカリストはいなのではないでしょうか。今回ご紹介する女性シンガーは1990年代を代表する美声の持ち主 ヴァニア・バストス。彼女が1995年に発表したアルバム「Canta Tom Jobim」の中からジョビン&モライスの名曲中の名曲 'Derradeira Primavera' をご紹介します。多くのブラジルの女性歌手が生涯一度は リリースする「Canta Tom Jobim」。
その中でも最高傑作の１枚。是非お聴きのがしのないように！

テレサ・クリスチーナ (Teresa Cristina)
ブラジルサンバ界では有名な人気歌手 テレサ・クリスチーナ　をご紹介します。今月(2016/10) 久々の来日を遂げたカエターノとジョイントで、素晴らしいステージを披露 ! 本年９月に発表した彼女のアルバム「CANTA CARTOLA」から、ブラジルの偉大な作曲家"カルトーラ"の名曲を ギタリスト カルリーニョスとのデュオで見事にサウダージ。そんな2人の映像をご紹介します。曲は"カルトーラ"の不滅の名曲
"Preciso me Encontrar"(自分を見つけるために)　お楽しみください。

マリア・メンデス (Maria Mendes)
ブラジルのかつての宗主国ポルトガルから特別ゲスト マリア・メンデス嬢をご紹介します。ライナーノーツによりますとクラシックから出発した彼女、しかし立て続けにリリースされた二枚のアルバムは ジャズ＆ブラジリアン！ヨーロッパで古くからジャズの盛んなオランダの実力派ミュージシャンをバックに従え、透明感あふれるエレガントな歌声を聴かせてくれます。彼女の二枚目のアルバム「Along the Road」から
収録曲"Saia Preta"のライブ映像をご紹介します。

サンディー(SANDY)
日本では入手困難なDVD 「Casa da Bossa Homenagem a Tom Jobim」。オスカー・カストロ・ネヴィスがアンサンブルの中心となりブラジルの有名歌手が、全曲ジョビンの名曲を披露するといった最高の企画。これまでいくつかこのＤＶＤの映像をご紹介してきましたが今回はサンディーが歌う「三月の水」。彼女が２２歳頃の映像で歌もコスチュームも初々しいレア映像です。是非お見逃しなく！

ルシアーナ・メロ ( LUCIANA MELLO )
ブラジル 音楽界のヴァーチュオーゾ オスカー・カストロ・ネヴィスとテコ・カルドーゾを両脇におき、ジョビンの「Luiza」を歌う　ルシアーナ・メロ。最近ではブラジル R＆Bジャンルに落ち着いてしまった感がありますが、やはり2000年代（この映像は2005年）ボサノヴァを歌っていた頃の彼女が好きです。心に沁みる"ルシアーナ・メロ"の"Luiza" お聴きのがしなく！

マルシア・マリア ( Marcia Maria )
リオ出身のジャズ系ボーカリスト マルシア・マリア。１９８０年代にヨーロッパに移住し、フランスやベルギーで活躍してきました。彼女が１９９４年に発表したアルバム「Passion」から私のアイドル トニーニョ・オルタの名曲「タイランドの午後」(Afternoon in Thailand)をご紹介します。勿論トニーニョがギター、ヴォーカルで参加しています。お聴き逃しなく！