絶大な人気を誇る MPB界イケメン シンガーソングライター
ジョルジ・ヴェルシーロ
ブラジル音楽界では既に20年以上のキャリアをもち、絶大な人気を誇るMPB界のイケメン大スター"ジョルジ・ヴェルシーロ"をご紹介しよう。
現地の人気に反して日本ではあまり知られていないのは残念だが、これを機にMPBを代表するアーティストを知って頂ければと思う。
<プロフィール>
出生名:
ジョルジ・ルイス・サンターナ・ヴェルシーロ
出生日: 1968年10月11日
出生地: リオデジャネイロ
紹介 : ジャーナリストの学位をもつインテリ派アーティスト。サッカー少年であった16歳頃、叔母の勧めで音楽活動を開始。少年時代からジャバン(Djavan)を崇拝し強い憧れを抱いていたと言う。22歳の頃からリオを拠点に弾き語りのライブ活動を展開。1994年 「Encontro das Aguas」 でアルバムデビューを果たす。デビュー当初はジャバンの再来と評されたが次第に個性を発揮、独自の音楽を開花させた。抜群の音楽センスと歌唱力、作曲、ギター演奏能力に加え、持ち前の甘いマスクが女性を始めとする多くの若者の人気を集めた。MPB界を代表するスーパースター的存在。
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伝統的なサンバ・パゴーヂを歌う ヴェルシーロ
時代の波に乗り数々の作品を残してきたヴェルシーロだが、こういった
クラシカルなサンバ、パゴーヂを聴く機会は少なかった。
ブラジル伝統音楽を歌う姿に改めてブラジル人として彼のルーツを再確認すると同時に新たな魅力を発見した。
ご紹介する曲はパゴーヂ界の大物シンガーソングライター "ジョルジ・アラガォン"の名曲 「Enredo do Meu Samba」。
因みにヴェルシーロはアラガォンとの親交が厚く、彼に曲を提供する程の間柄でもある。
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ヴェルシーロのご機嫌なパゴーチ
検索キーワード:Enredo do Meu Samba - Jorge Vercillo
若きヴェルシーロの姿に圧倒される
「Casa da Bossa Homenagem a Tom Jobim」
私が最も気に入っている映像作品「Casa da Bossa: Especial Tom Jobim」(DVD)については度々ご紹介してきた。2004年頃と記憶しているがたまたまレコードショップで見つけて購入した。
私が知る限り、MPBを知る上でこれを上回る作品はない。
今は亡き名ギタリスト オスカー・カストロ・ネヴィス総指揮の元、
MPB界の大スター達が一堂に会する夢の競演だ。
ここにヴェルシーロが登場する訳だが、彼を見るのも聴くのも初めてだった。スニーカーにジーンズという自然体で登場し,ジョビンの代表作で難曲でもある「DINDI」を披露している。
このDVDのリリース時期(2004年)から推察すると、おそらく30半ば頃の映像だろう。2003年大ヒットを記録した「Livre」のリリースの後でもあり、その堂々たる歌いっぷりには正直驚いた。
若きヴェルシーロのおすすめ映像をご紹介する。
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検索キーワード:Dindi - Jorge Vercillo
ヴェルシーロを影で支えるベーシスト
Andre Neiva (アンドレ・ネイヴァ)
正確な時期や経緯は不明だが2000年以降、ブラジルのトップ・ベーシストとして知られる "アンドレ・ネイバ"がヴェルシーロをバックアップしてきた。
ライブではベーシストとして参加し、スタジオワークではプロデュース、アレンジャーを担当するなど、ヴェルシーロの音学制作に深く関わっている。
因みにアンドレは2008年渡辺貞夫のブラジリアンユニットのベーシストとしてトリオ・コヘンチのピアニスト ファヴィオ・トヘスらと共に来日している。
彼を知る切っ掛けは遡る1999年、ガル・コスタのアルバム「Canta Jobim」だった。2008年頃までガルのバックを支えた最高のチームの一員として活躍し、殆ど映像に映る事は無かったが彼の強烈なパルチード・アルトには驚いた。その演奏をご紹介しよう。
それではアンドレ・ネイヴァの演奏も幾つかご紹介しよう。
パペルマルシェのライブ演奏
公開サイト検索キーワード:
Jorge Vercillo - Papel Mache
DVD TREM DA MINHA VIDA AO VIVO
公開サイト検索キーワード:
Youtube Andre Neiva Sao Jorge Andre Neiva
アンドレ・ネイヴァのソロ演奏
公開サイト検索キーワード:
TRIBUTO AOS BAIXISTAS QUE CANTAM_ROXANNE
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1人のアーティストを契機にブラジル音楽を掘り下げていくと何人もの
トップ・プレイヤーに行き着く。
日本では殆ど無名に近い彼等だが、その実世界中のアーティスト達と繋がりを持ち、度々来日していたりもする。
この辺が非常に面白く、アンドレ・ネイヴァもその代表格の1人である。
ジョルジ・ヴェルシーロの作品
デビュー当初の作品は強く影響を受けたジャヴァンやアメリカのアーティスト達のテイストが抜け切れない感があった。
しかし、ヴェルシーロは20年以上の音楽経験を通して徐々に個性を開花させ、同時に多くの演奏家達の協力を得て音楽のクオリティーを常に進化させてきた。
1994年のデビュー作「Encontro das Aguas」から2016年に発売された「Vida e arte」まで16のC/Dと5つのDVD作品をリリース。
作品の多くはブラジルの土臭さを感じさせない、表向きはライトなポップスを基調としているが、彼独特の曲想とポルトガル語のソフトな響きも加わり、大変ユニークな音楽に仕上がっている。MPBの一つのカテゴリーと言っても過言ではないと思う。
どの作品にも新しい発見があり、素晴らしい出来栄えだが 中でも私のお気に入りのアルバムをいくつかご紹介しよう。
デビューアルバム 「Encontro das Aguas」 1994
公開サイト検索:Encontro das Aguas - Jorge Vercilo
Encontro das Aguas
1994年にリリースされた ヴェルシーロ 22歳のデビュー作。一聴してピンと来るのはジャヴァン(Djavan)だが、アルバムでは歌いっぷりまでジャバンを意識しているように聴こえる。ジャバンの再来とまで言われた所以を象徴する曲だが、楽曲は以外にもJOTA MARANHAO(ジョタ・マラニャォン)によるものだ。ジョタはヴェシーロのデビュー当初かから今日にいたるまで音学を共にしている、言わば育ての親的存在。これがデビュー曲というから、その完成度の高さに驚かされる。
「SIGNO DO AR」 2005
公開サイト検索:JORGE VERCILO - ultra-leve amor
Ultra-leve Amor
2006年にリリースされたアルバム「SIGNO DO AR」の挿入曲。デビュー後10年を迎えたヴェルシーロの作品だが、前作「Livre」の大ヒットもあり、既にMPB界の大スターに上り詰めている。お聴きの通り殆どの曲がアメリカンポップス調で、スティービー・ワンダーやライオネル・リッチを思い浮かべる方も多い事だろう。タイトル曲「Signo de Ar」はもろにハウス調の懐かしのディスコ・ティック サウンド。とにかくライトでポップな理屈抜きで楽しめる作品。飛ぶ鳥を落とす勢いのヴェルシーロの魅力を感じさせる代表作。ご購入はこちら
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「AR DE SOL」 2013
公開サイト検索:YouTube DISTANTE Jorge Vercillo Oficial
DISTANCE
2013年に発売されたライブ盤 "AR DE SOLE"から私が大好きな曲"DISTANCE"をご紹介しよう。ヴェルシーロのライブ盤は他に「TREM DA MINHA VIDA AO VIVO」,「AO VIVO」など3作ほど発表されているがどれも素晴らしい内容だ。先にご紹介したベーシスト"アンドレ・ネイヴァ"の存在感も大きな特徴といえる。ネイヴァ率いる最高のプレイヤーに支えられた、ヴェルシーロの最高のパフォーマンスを満喫できる。ご紹介する"DISTANCE"だが、こういった曲をサラッと作るところにヴェルシーロの並々ならぬ才能を感じてしまう。ご購入はこちら
「Vida e arte」 2015
公開サイト検索:Jorge Vercillo 'Vida e Arte'
Vida e Arter
2015年、長い沈黙を破り発表された待望の新作「Vida e Arter」。目下スタジオ版では最新作にあたるが 収録曲"QUEM"では新人女性ギタリスト&ヴォーカリストの "ルアナ。マレット"(Luana Mallet)とのご機嫌なデュエットを披露。タイトル曲の"Vida e Arte"は透明感溢れる爽やかなバラッドで、ヴェルシーロの新たな魅力が顔をのぞかせている。新しい方向性を予感させるサウンドで、ヴェルシーロ&アンドレ コンビの次なる進化を期待させる逸品。
最後に
彼ほどストレートにポップスの楽しさを追求したアーティストも珍しいのではないかと思う。
昨今、西洋ポップスを安易にポルトガル語で歌うといったMPBアーティストが多い中、ヴェルシーロは絶えずオリジナリティー溢れる上質なポップスを発信し続けてきた。
そんな彼を信望するアーティストも多く、カエターノ、フラヴィオ・ヴェントゥリーニなど 大物アーティスト達に曲を提供し、また自作のアルバムではジャヴァンを始めとする大先輩達を招くほどの成長ぶりをみせている。
今日、ジャヴァン、エヂ・モッタと肩を並べるMPB界のポップアーティスト ジョルジ・ヴェルシーロをご紹介した。
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