ボサノヴァ (ボサノバ/Bossa Nova) | 世界中のボサノヴァのお薦めテイクをご紹介する特集コーナー

 

ボサノバで贈る至福のひと時

 

 

本場ブラジル音楽を少しずつご紹介して来ましたが、今回をチョット趣向を変え、皆さんがよく耳にする”ジャズ ボサ”をご紹介しようと思います。

 

1960年代当時、世界中に拡散した ボサノヴァは実は今回ご紹介する "ジャズ ボサ"だったんですね。本家本元のジョアン・ジルベルトはこんなのはボサノヴァじゃないと腹を立てたそうですが、皮肉なことに世界中に伝播してしまいました。

 

ジャズの真骨頂であるアドリブは控えめで、美しいテーマを全面に打ち出した "ジャズ ボサ"は瞬くまに世界中の音楽ファンの心をとらえました。

 

音楽を知り尽くした一流の演奏家や編曲家から生まれただけあって、そのクオリティーの高さは言うまでもなく、新鮮でオシャレなサウンドは我々の日常に自然に溶け込み、長い熟成期間を経て今日では身近なポップス ジャンルとして広く愛されているようです。

 

慌ただしい日常から離れてくつろぎたい、週末の夜を静かに過ごしたい、そんな時 最高のシチュ エーションを演出してくれるボサノヴァをご紹介しましょう。

 

それでは、私がお勧めする最高のテイクで大人の時間をお楽しみください。

 

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まずは 海外のボサノヴァから

 

Tristeza by Andrea Bocelli

   公開サイト検索:Andrea Bocelli - Tristeza - Live / 2012

Andrea Bocelli (アンドレア・ボチェッリ )

イアタリアの港にたたずむ高級ゾート地 Portofino(ポルトフィーノ)はまさにおとぎの国。ここでブラジルに古くから伝わる名曲「Tristeza」(トリステーザ)が聴けるとは夢にも思いませんでした。特設ステージの中央を飾るイタリアが生んだ世界的テノール歌手 アンドレア・ボチェッリ、そしてサイドにはキューバ出身のハープ奏者 Juan Carlos(ファン・カルロス)。クラシカルな街並みを背景に、繰り広げられる格調高いボサノヴァタッチの "トリステーザ"が幻想的な世界へと誘う,ゴージャスなステージ!至福の時をお楽しみください。



DESAFINADO by New York Voices

   公開サイト検索:AQUI Y AJAZZ, NEW YORK VOICES "DESAFINADO"

New York Voices (ニューヨーク・ヴォイセス)

私がお勧めするジャズ界最高峰のコーラスバンド "ニューヨーク・ヴォイセス"。歌唱力の素晴らしさは勿論の事、色彩豊かなコーラスによる圧倒的なパフォーマンスに思わず耳を奪われます。1986のデビュー以来、度々来日し、ボブ・ミンツァー、イヴァン・リンス、パキート・デリヴェラ、クインシー・ジョーンズ.など、超一流アーティストらと共演を重ね、数々のブラジル音楽も披露してくれました。それでは彼らのヴォイシングの素晴らしさを余すところなく捉えたステージをご紹介しましょう。曲はアントニオ・カルロス・ジョビン作 お馴染みのボサノヴァナンバーから ”デサフィナード”。是非お見逃しなく!



Samba de Vera by Stacey Kent

   公開サイト検索:Marcos Valle, Stacey Kent - So Nice>

Stacey Kent (ステイシー・ケント)

日本のジャズファンにはお馴染みのステイシー・ケントをご紹介します。自身のアルバムでも数多くのブラジル・ソングをリリースするなど大のブラジル好きで知られる彼女のライブ映像。典型的ジャズ・ボサですが、ひと味違うのはバックは全てブラジリアン。ブラジルテイストをグッと押さえながらも、ネイティブならではの絶妙なリズム感覚が彼女をの歌を華麗に演出しています。マルコス・ヴァーリのシャレたアレンジが光る、超お馴染みの名曲 "Samba de Vera"(英題)So Nice)を大人のムードタップッリの演奏でお楽しみください。



タワーレコードからのご購入

Speak Low by Diane Schuur

   公開サイト検索:Diane Schuur Speak Low

Diane Schuur (ダイアン・シュアー)

私の最も好きなジャズシンガー ダイアン・シュアーが歌うボサノヴァをご紹介しましょう。1980年代、カウント・ベイシーオーケストラをバックに彗星のごとく現れた天才アーティスト。技巧派 女性ジャズボーカリストはエラ、サラ、カーメン、ダイアン・リーブスといった黒人系に独占されていましたが、そんな中ダイアン・シュアーの登場は衝撃的でした。あまり触れたくはないのですが、目の不自由なダイアンの歌は心の底からのメッセージ 感動しかありません。ボサノヴァにアレンジした極上の"Speak Low" お楽しみください。



タワーレコードからのご購入

Eu Sei Que Vou Te Amar by Gloria Estefan

   公開サイト検索:Gloria Estefan - Eu Sei Que Vou Te Amar

Gloria Estefan (グロリア・エステファン)

ソロアーティストで L/P1億枚超えのセールス記録保持者"グロリア エステファン"。キューバ生まれ ラテン系の血を受け継ぐ 抜群の歌唱力、リズム感を武器に10代からプロとして大活躍してきた世界No1 歌姫。20代、はち切れんばかりのグロリアも魅力的でしたが、あれから半世紀、さらに磨きのかかった彼女は円熟の極み。世界のスタンダードを集めたアルバム、その名も Standards の収録曲から、ジョビンの名曲"あなたを愛してしまう"スタジオ映像版でご覧ください。



タワーレコードからのご購入

 

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Besame mucho by Diana Krall

   公開サイト検索:Diana Krall - Besame Mucho

Diana Krall  (ダイアナ・クラール)

ご存じメキシコ生まれの世界の名曲 Besame mucho. 大変情熱的な歌詞で大人の世界ではグローバル・スタンダードとして愛され続けてきました。ボサノヴァにアレンジされた当時はブラジリアンの酷評を買ったそうですが半世紀の時を経て、今は立派なボサノヴァのスタンダードとしても広く愛されています。ジョアン・ジルベルトのクールな歌が有名ですが今回は美人でクールなカッコよすぎる女親分、ダイアナ・クラールのアルバム"Look Of Love"から 静かにそして熱く燃え上がる "ベサメ・ムーチョ"をご紹介します。



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Agua de beber by Al Jarreau

   公開サイト検索:Al Jarreau Agua de beber

Al Jarreau (アル・ジャロウ)

惜しくも昨年亡くなられた、ジャズファンお馴染みの男性Vo アル・ジャロウ。喉を楽器のように操る、パーカッシブなスキャットが最大の魅力。1975年のデビュー以来 40年に渡る音楽人生の中で 7度のグラミー賞に輝き、そしてジャズ、フュージョン、ポップス界のビッグアーティスト等と共演してきました。ここではムーディーなボサノバから少し気分を変えて、フュージョン風のボサノバでまいりましょう。在りし日の面影をしのびつつ、 元気いっぱいの "おいしい水"(Agua de beber)お楽しみください。



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Girl from Ipanema by Gabriela Anders

   公開サイト検索:Gabriela Anders - Girl from Ipanema (Live)

Gabriela Anders (ガブリエラ・アンダース)

アルゼンチンが生んだ天才歌手"ガブリエラ・アンダース"。ご紹介する曲はお馴染みの"イパネマの娘"。まさに"ジャズ ボサ"の典型といえるメローでムーディーなアレンジ。ガブリエラは遡る事 1995年 ボサノヴァ ユニット "Beleza"のリードボーカルとしてデビュー。ジョビンのオマージュ作品でデビューした彼女は後にいくつものブラジル系アルバムをリリース。特徴あるソフトで繊細な歌声で世界の歌姫として君臨してきました。1998年にリリースされたアルバム"WANTING"の収録バージョンから、ライブ映像でお楽しみください。



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Jobim Medley

   公開サイト検索:Flora Purim, Elaine Elias Jobim Medley

Brasil & American All Stars

ブラジル&アメリカの超一流ミュージシャン競演によるジョビン・メドレーをお聴き下さい。一体誰が主役なのか分かりません!どのお方をとっても主役級のアーティスト揃いです。おそらくイリアーヌのアレンジでしょうか?軽快なリスムに乗せて、ジョビンのお馴染みの名曲がスリリングに展開していきます。最もゾクゾックしちゃうのはフローラの"おいしい水"からサンボーンの"ヂサフィナ―ド"に突入する瞬間。アドリブこそありませんがサンボーン独特の艶やかで粘りのあるアルトソロは文句なし。残念ながらオスカー(Gt)、ナナ・バスコンセロス(Per)は既に他界。二度と聴く事の出来ないブラジル&アメリカ勢による歴史的 夢の共演!



Let’s Fall In love by Kevyn Lettau

   公開サイト検索:kevyn lettau Let’s Fall In love

Kevyn lettau (ケヴィン レトー)

往年のジャズファンの方であれば大変懐かしい、フランク シナトラ、エラ フィッツ ジェラルド等によって1940年〜1950年にかけて大ヒットした歌曲 Let’s Fall In Love (恋をしましょう )。ブラジル音楽界の鬼才ドリカイミによる大胆なアレンジ、アメリカの一流ジャズマン達によるパワフルでドライブ感にあふれるサウンドに乗って、私のお気に入りの歌手 ケヴィン・レトーが歌います。ボサノバに変身した懐かしの名曲をお楽しみください。



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Light My Fire by Jose Feliciano

   公開サイト検索:ハートに火をつけて/ホセ・フェリシアーノ

Jose Feliciano (ホセ・フェリシアーノ)

これをボサノヴァと言ってはお叱りを受けるかもしれません。1960年代とえばエレキギターの一大ブームが訪れた時代であり、ボサノヴァによってガットギターもポップスの世界に浸透し始めた時代でもあります。その中でも私が一生一忘れる事が出来ないのがホセ・フェリシーアが歌う「Light My Fire」(ハートに灯をつけて)。生まれつきの緑内障の為光を失ったホセが歌う「ハートに灯をつけて」は大きな感動と共に大ヒットしました。当時、アメリカに於ける有色人種やヒスパニック系への差別は激しく、そんな中盲目の彼は少年時代から1人バスに乗せられアメリカ全土をツアーして回っていたと聞きます。そんな苦労人が歌う熱い心の叫び、是非お聴き下さい。



Un ramito de violetas by Sole Gimenez

   公開サイト検索:Sole Gimenez - Un ramito de violetas

Sole Gimenez (ソーレ・ヒメーネス)

最後にご紹介するボーカリストはスペインを代表するジャズ系ボーカリスト ソーレ・ヒメーネス。この方は知らない人も多いかと思いますが、私の中ではトップ5に入るラテン系歌姫。 ボサノバも大好きなようで数多く歌っておられます。スペイン調のアレンジが最大の特徴でかつて聞いたことのないユニークなサウンドに釘付けになること請け合い。私がお気に入りの必聴映像を最後にご紹介しましょう。若くして亡くなったスペイン伝説のシンガーソングライター "Cecilia "の名曲から Un ramito de violetas(小さなスミレの花束)。2曲目はジョビンの名曲"3月の水"





 

 

次は 日本のボサノヴァをご紹介

 


日本のボサノヴァはもともとジャズ・プレイヤー達によって日本に持ちこまれ、普及した歴史をもっています。ジャズのライブハウスでも激しいビーバップの合間に、「チョット気分を変えて」といった具合で、ボサノヴァタイムが必ず挿入され、一方、名曲の宝庫呼ばれた昭和歌謡にもジャズ系の作曲家、演奏家、アレンジャーの手によってボサノヴァが持ちこまれいくつもの名曲が誕生しました。それでは私がお勧めする歌謡ボサノヴァをいくつくかご紹介しましょう。

 

どうぞこのまま by 丸山圭子

   公開サイト検索:YouTube 丸山圭子 どうぞこのまま

日本のボサノヴァ その1

大人の世界ですねぇ、歌詞も妖艶でメロディーも一部の隙もない、私などはジョビンのオ・グランヂ・アモールをつい連想してしまいます。和製ボサノヴァは本場ボサノヴァの2ビートとは異なり、本曲のような8ビートが主流でした。特にベースは「ドン・ド・ドン、ドン・ド・ドン」の繰り返しで、これが和製ボサノヴァを象徴するリズムパタンだったようです。いつもは歌詞の意味も分からず本場ブラジルのボサノヴァを聴いている私ですが、日本語の歌詞で歌われてしまうと、本当に心の底からシビレますね。それでは、ごゆっくりとお楽しみください。



シルエット ロマンス by 来生たかお

   公開サイト検索:来生たかお シルエットロマンス

日本のボサノヴァ その2

一口にいって来生たかお さんは天才。歌詞はお姉さんの来生悦子さんですが、文字通りロマンス溢れる歌詞に女性は心を鷲掴みにされる事必至。兄姉ならではの息のあった名曲ですが歌詞を彩るメロディ、編曲などなど、どれをとっても完璧な出来栄え。イントロのトゥーツ・シールマンスを想わせるハープも色ぽっく、控えめながらもガットギターのコードワークもキラリと光ります。解説は不要、ボサノヴァに染められた愛の名曲、お楽しみください。コードアレンジはこちらをご参考に



黄昏のビギン by 高橋真理子

   公開サイト検索:黄昏のビギン 高橋真梨子

日本のボサノヴァ その3

世界中で脚光を浴びた日本歌謡の金字塔「上を向いて歩こう」の作者 中村八代&永六輔衛 黄金コンビの作品。水原弘の大ヒット曲「黒い花びら」のB面にカップリングされたそうですが、30年の時を経て1991年、ちあきなおみさんを始めとする多くの歌手のカバーソングとして徐々に頭角を現した隠れた昭和歌謡の名曲。未だに知らない方も多いかもしれませんね。昭和歌謡の真骨頂ともいるほのぼの感溢れるメロディーに心を奪われる事間違いなし。ボサノヴァがよく似合います!高橋真理子さん美しすぎます! 石田すみれさん&セルジオ・メンデス のレア映像と併せてご紹介しましょう。




別れのサンバ by長谷川きよし

   公開サイト検索:長谷川きよし、別れのサンバ、n3

日本のボサノヴァ(サンバ) その4

昭和44年に日本の歌謡界に登場した「別れのサンバ」。昭和40年代と言えば海外ではビートルズ、国内では昭和歌謡とグループサウンズ真っ直中の頃、ガットギタ―と黒いサングラスでチョット異色な雰囲気で登場した長谷川さん。大変印象的でしたが暫くして目が不自由な事に気付きました。当時盲目のギタリストと言えば既にご紹介したアメリカのポップシンガーホセ・フェリシアーノ、日本でも彼の「ハートに灯をつけて」や「夢のカリフォルニア」が大ヒットした頃でもあり、そのイメージが重なり日本のホセ・フェリシアーノと呼ばれ、静かなブームが生まれました。初めはTVに数回見かける程度の地味なスタートでしたがラジオを通して次第に若者の心を捉え大ヒットを迎えました。あまり目の事には触れたくありませんが、想像を超えた時空間から生まれる熱い歌声が我々の心に響いたのでしょう、そして今日までその感動は冷める事なく多くの人に愛され続けてきました。ご紹介する映像は敢えてモノクロ版をセレクト。近年長谷川さんをサポートしてきた仙道さおりさんのパーカッションもご機嫌!あの感動を今一度 お楽しみください。



 

 

最後に

 


ボサノヴァで綴る大人の世界 いかがでしたでしょうか。
少しずつ投稿を続けますので、またの訪問 お待ちしております。

 

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