来生たかお
ボサノヴァで贈る名曲 シルエット・ロマンス
本場ブラジル音楽だけが素晴らしい訳ではない。
我が国、日本にも胸を打つ名曲がたくさんある。
このサイトでは本場のブラジル音楽をご紹介してきたが
ポルトガル語ばかり扱っていると多少疲れてきた。
やはり日本人の私には日本語の歌詞が沁みてくる。
気分を変えて日本の曲をご紹介したい。
といっても、皆さんの方がよくご存じかもしれない。
来生たかおさんがボサノヴァアレンジで歌う、
うちのかみさん一押しの名曲 シルエット・ロマンス。
お気に入りの映像をご紹介しよう
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私などよりご存じの方が多いと思う。アクセス数を見たら、
なんと200万超。来生さんの動画の中でも断トツの映像。
勿論、曲が素晴らしい事は言うまでもないが 日本人が
如何にボサノヴァ好きかが窺える。
シルエット ロマンス
メロディがキマッている曲は特にあれこれ手を加える必要がない。
昭和を生きてきた私は この曲を聴いていると ふとムード歌謡全盛
時代を思い出し、この美しいメロディーにうっとりとしてしまう。
しかも私の好きなボサノヴァ調のアレンジに乗っかる歌詞がまた実に
艶っぽい。日頃 訳のわからぬポルトガル語の歌ばかり聴いているが、
あらためて日本語の歌詞の説得力 美しさに心を打たれてしまった。
イントロ、アレンジ、構成も非の打ちどころがない。
シールマンスを想わせるイントロのハープソロ、コードアレンジが
妖しいムードを醸しながらテーマへと導いていく。
曲の冒頭はギター、ベース、ドラムのトリオ演奏となるが、
そのわりにサウンドが厚い。ギターのバッキングがうまいからだ。
簡単ではあるが解析してみよう。
コード進行
あまりに美しいテイクなので、映像の演奏をベースに
コードアレンジしてみた。
イントロ
イントロの部分は映像通りで、こんな感じだろう。
ポイントは3〜8番目コード。B7/E7〜Em7/A7で
Dm7に着地しているところ。特にB7で9th+♭5、
Em7で9thを使っているところが、ブラジルの常套句。
A〜Bメロ
大きなにコードチェンジはしなかったが、ところどころ
ブラジル風のコードを使ってみた。
Cメロ(さび)
出だしの2小節は半音降下のベースラインに沿って
リハモナイズし、ところどころブラジルテーストの
テンションノートを入れてみた。
・指板上の 数字は2拍子、4分音符の拍数。
・指板下の丸数字はフレットの位置。
・○は開放弦。
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最後に
初めて日本の作品を載せたが、和製ポップスの素晴らしを
改めて実感した。しかし200万アクセスとは驚いた。
ボサノヴァ タッチで装いも新たに リメイクされた来生たかおの名曲
「シルエット・ロマンス」をご紹介しました。
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