特集 NO５

ジャニ・ドゥボッキ (Jane Duboc )
ブラジル女性陣の中では珍しい、ジャズ系、ポップス系の歌手 ジャニ・ドゥボッキ。２０代後半にデビューし、３０年以上もMPBと共に歩んできたブラジル音楽界のベテラン歌手。私のおすすめのアルバムは2004年に発売された「SWEET LADY JANE」。彼女はナシメントやトニーニョ達との交流もある大のミナスファンでもあります。今回お贈りするのは95年に発売されたアルバム「Partituras」から「街角クラブ 」の
一角 フラビオ ベンチュリーニ 作 ' Todo Azul do Mar'
をご紹介します。関連記事

マリア・ヒタ (Maria Rita)
ブラジルＭＰＢ界で一世を風靡した歌手 エリス・レジーナの娘。大ヒット作「Maria Rita」のボーカル デビューから早１５年が経ちました。エリスを常に意識し、母の偉大な系譜を継承しつつ成長を遂げてきた彼女が母の没３０年を記念して ＤＶＤ「REDESCOBRIR」を発表。その中からエリスの愛唱歌、ジョアン・ボスコ作曲 O Bebado E A Equilibrista(酔っ払いと綱渡り芸人) を歌うライブ映像をご紹介します。

カロル・サボーヤ (Carol Saboya)
ネルソン・ファリアとの完全デュエット版 「CAROL SABOYA & NELSON FARIA」のボーカル デビューから早１５年。近年発表したアルバム 「CAROLINA」,「BELEZAS」は歌、アレンジ共に繊細さを増した一押しの傑作。アルバム「BELEZAS」からジャージーな曲 "Trade"をご紹介します。彼女のデリケート且つクールなファルセットはジャズ サウンドにピッタリ。サボーヤ時代 到来の予感です！

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ヴァネッサ・ダ・マタ (VANESSA DA MATA)
ボサノヴァ、 サンバ 、 R＆Bまで幅広いカテゴリーで活躍する、目下ブラジル人気No１のシンガーソングライター　ヴァネッサ・ダ・マタ。2004年「VANESSA DA MATA 」のアルバム デビュー以後３度に亘ってラテン・グラミー賞受賞。４０歳を迎え円熟の域に達したヴァネッサが歌う「イパネマの娘」をご紹介します。

オウレリー＆ヴェリオカ (Aurelie & Verioca)
フランスからブラジル音楽の魅力を発信する女性ヴォーカル＆ギタリストをご紹介します。ギター、パンデイロ、カヴァキーニョなど,シンプルな構成でショーロ、ボサノヴァを聞かせてくれます。フランス人とあって本場ブラジルの土臭さが程よくフィルターされ、ヨーロピアンでオシャレな感じに仕上がっています。現代ファッションにも不思議とマッチする、そんなお二人をお聴き下さい。

フェルナンダ・ポルト (Fernanda Porto)
今やブラジル クラブミュージックのヒーローフェルナンダ・ポルト。正直このジャンルは詳しくありませんが彼女がジョビンの「Modinha」を歌う映像を発見しました。この歌は「Tom & Elis」に収録されている歴史的なテイクが有名。隣でギターを弾く方は「Tom & Elis」の制作にも参加したオスカー・カストロ・ネヴィス。エリスを意識せざるをえない状況下、気合の入った熱唱を聴かせてくれます。

キャロル　ウェルスマン(Carol Welsman)
カナダを代表する女流ピアニスト兼ボーカリスト。彼女のアルバムにはブラジリアン・テイスト溢れる楽曲が多く収録されています。根っからのブラジル好きの彼女がジャヴァンとオスカー・カストロ・ネヴィスを自国に招き、撮影したのがこの映像。いきなり大御所の２人が登場します。ジャヴァンのオリジナル OCEANO のデュエットですが、これが文句なしの出来栄え。必見のレア映像をお楽しみ下さい。
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マリーザ・モンチ (Marisa Monte)
マリーザ・モンチがデビューしてから早３０年。色々とスタイルを模索しつつ変遷を遂げてき彼女。そんな中でも私は初期の彼女が一番好きです。サンバ歌手の大スター "パウリーニョ・ダ・ヴィオラ" とのデュエット映像をご紹介します。曲はピシンギーニャの名曲　Carinhoso。
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アントニア・アジネー (Antonia Adnet)
アントニオ・カルロス・ジョビンのギタリスト＆アレンジャーでも有名なマリオ・アジネーの娘 アントニア・アジネー。音楽一家 アジネーファミリーのセンスはとにかく抜群。そんな恵まれた環境に育った アントニアはホベルタ・サーのバック ギターを務めた経験をもつ、シンガー・ソングライター＆アレンジャーと三拍子揃った才人。彼女の囁くような愛らしい歌声でお贈りする曲は２作目のアルバム「pra dizer sim」から彼女のオリジナルソング「Giz」。アントニアの作曲センスがキラリと輝る逸品。

ヒタ・グーロ (Rita Gullo)
ボサノバ全盛時代想わせるノン・ビブラートな歌声の持ち主。サンパウロから登場した新人ヒタ・グーロをご紹介します。彼女のヴォーカルにお似合いは勿論アントニオ・カルロス・ジョビン。彼の名作中の名作「Falando de Amor」を透明感溢れる、澄み切った美声で歌い上げるヒタ・グーロのステージをお贈りします。ギターの Swami Jrも聴きどころの一つ。是非お見逃しなく！

パウラ・モレレンバウ （Paula Morelenbaum）
アントニオ・カルロス・ジョビンのツアーバンドの一員として世界中を旅した経験を持つ パウラ・モレレンバウ 。正統派の女性ボーカリストの中でも最も精力的に活動している彼女の2003年フランスに於けるライブ映像をご紹介します。彼女をアシストするチェリストはご主人のジャケス・モレレンバウ。ギターはお馴染みルーラ・ガルヴァオン。最強のパートナーをバックにジョビン ナンバーを華麗に歌うモレレンバウをお見逃しなく。

オリヴィア・イーミ（Olivia Himi）
ブラジル音楽ファンなら FRANCIS HIME(フランシス・イーミ）をご存じの方も多いかと思います。イーミと奥さんのオリヴィアのデュエット映像をご紹介します。オリヴィアは長い間ブラジルで活躍した実力派のボーカリスト。お贈りするのは「Saudade」。美しいピアノの調べ、そしてポルトゲース。 夫婦ならではの空気が伝わるレア映像。

ヴェロニカ・フェリアーニ (VERONICA FERRIANI )
パウリスタの勢いが止まらない！イタリア系サンパウロ出身のヴェロニカ・フェリアーニ。サンバ、ショーロ、ラテン、８ビート何でも来いのカテゴライズ不能なボーカリスト。伝統を踏まえ確かな歌唱力で新たな潮流を巻き起こす。もう少し的を絞って頂かないとついて行けません。デビュー7年目の彼女は既に来日済み。日本でも人気上昇中の彼女の歌＆ギターとハープのデュエットでフランス語のタイトル曲 Cest La Vie（セ・ラヴィ）お聴き下さい。

パトリシア・マルクス (Patricia Marx)
ご存じマルコス・ヴァーリのヒット曲「SAMBA DE VERAO」（サマーサンバ）をデュエットで唄うパトリシア マルクス。おそらく1990年代にＴＶ放送された超レア映像。彼女持ち前のリズム感、透き通るようなヴォイスがメチャクチャいい。若くしてアイドルでボーカルデビューしたパトリシアですが、さすがに歌は本物。

ジジ・ポッシ (Zizi Possi)
私的にはＮＯ１の女性ボーカリスト ジジ・ポッシ。テクニック？ リズム？ ピッチ？そんなの関係ありません。歌うって こういう事なんだ！と教えてくれる歌手。後でご紹介するアナ・カロリーナも大ファンだそうで、たまたま同じ曲になっちゃいましたが2008年サンパウロで行われたライブのＤＶＤ「CANTOS & CONTOS VOL.2 - AO VIVO」からジョビンの名曲「Luiza」 ご紹介します。
是非お見逃しなく。